2022年度の発眼卵放流を実施しました。
今年度はいつものBOX放流に加えて、2種類、合計3種類の放流を実施しました。
①BOX放流
②直播放流
③バスタブ放流
まずはBOX放流。
これは例年通りの方法です。大雨がふった後などのメンテナンスさえきっちり
できれば、かなりの孵化率となります。
しかし、最近のように卵の数が多いと、なかなかメンテナンスが追いつきません。
このため、今回は全体の1/3だけをBOX放流としました。
次に直播放流です。
シンプルで、全国の漁協さんの発眼卵といえばこのパターンが多いです。
孵化率は確認出来ませんが、大量の卵にも対応しやすい方法です。
今回は倶楽部メンバーの子供も参加してくれていたので、シンプルな方法故に子供でも出来て良かったです。
それにしても子供は元気!
速攻で長靴が浸水し、冷たい川に足が浸かっていましたが、それでもやるやると最後まで積極的で微笑ましかったです。
最後はバスタブ放流。
昔から、地域の方がいらなくなった風呂を利用し、沢の水をためて渓流魚を育てていた地域は多いはず。
風呂は手に入らなかったので、ホームセンターで買える安価な材料で簡易キットを作ってみました。
初の試みのため、ほどよい沢があるか等現場での試行錯誤が最も必要となった方法だったかと思います。
それでも倶楽部メンバーの皆さんの奮闘により、立派なバスタブ放流が出来ました。
今回の結果がよければ、来年は出来るだけバスタブ放流に切り替えていきたい。
①③については、今後経過を観察していきます。
たくさんの稚魚が孵化することを祈るばかりです(^^
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