11月6日に発眼卵放流後、10日後チェックに行ってきました。
毎年、最初のBOXをあけるときはドキドキです(^^;
結果は如何に?!
おー、一安心。良い感じです。死卵を数えても20個程度でした。
もう一つ小さいBOXの様子はこんな感じ。
こちらも良い感じ。
まだ孵化して仔魚になっているのは1000匹に1匹くらいという状況でしたが、来週あたりになると孵化するのが結構出始めると思います。
一方で、悪いBOXもありました。
こちらは良いBOXと悪いBOXの比較。
左のBOXはかなりやられています。
流れや、砂の入り方など原因を推測してみます。
そうすると、今回は「砂」のようでした。
悪いBOXが2つあったのですが、それらは流速は良いのですが、砂が舞い上がりやすい場所に配置されているように見えました。
自然産卵する場合、魚達は淵尻の礫(直径1-3cm程度)が多い場所を選んで産卵するわけですが、本能的に砂が多い場所は避けているのでしょう。
これは成績が悪いBOXがあった場所です。見えにくいですが、後からみると砂が入りそうなとこでした。埋めた時にはわからなかった気がします。
毎年反省がありますが、なかなか最適な場所は難しいです。
人間がBOXに入れる場合、ある程度細工が出来るので、
・砂が入りそうな場所は避ける
・流速的にはそこがよいのだが、砂が入る心配がある場合には、大きな石を並べて土台を作り、その上にBOXを並べる
とか出来ると良さそうです。
帰りの道は10度を切っていました。
紅葉も終わり、本格的な冬が近づく段戸川でした。
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